マットレスを買った話(下)

マットレスを買った話(下) (上)からずいぶん経ちました。が、内容は(上)のすぐ後の話です。 マットレスを買った話(上) - ソレは薔薇より美しい 追加料金を払いピンクのふかふかマットレスをマンションまで運んでもらい、 ベニヤ入り旧マットレスを引…

マットレスを買った話(上)

マットレスを買った話(上) ※遡って2019/1末に書いたやつ※ 中国生活も1か月が過ぎようとする頃、会社で転寝しそうになった。 近頃、夜中2時頃と朝5時頃に起きてしまう。 腕の痺れ、腰痛、背中の痛み。 新生活のストレスや大陸独自の未知の病。 色々な可能性…

帰国できないと困ってしまう話

いや参ったね。 元気してるだろうか諸君。 中国の小生は元気だよ。 会社書類に使う回転印の日にちを一気にまた半年くらいグリグリ早送りしたい気持ちを抑えて一日ずつ正しい日付で今日も押印している。えらいっしょ。大人だから。 その早送りがどこを目指し…

中国で釣りに行った話 (下)

前回は釣りの話をしようとしたら「太公望」という言葉を掘り下げすぎてしまい断念。今回こそ釣りまで辿り着く。 12月某日、出ろと言われたから「はいはいサービス残業ね」という気持ちで参加した日本人会の懇親会で釣り好きな他社の方に釣りに誘ってもらえた…

コロナと小生の話 (下)

※2020/05末くらいに書いたやつ※ 仕事着がない。 海外駐在員の一時帰国時の出社は何となく普段着でもOKといった暗黙の了解があるのだが戻る目途がたたないため通常出勤になるので出来れば仕事着が欲しかった。 初日はスラックスやシャツなどはないので普段着…

中国で釣りに行った話 (上)

小生のワールドフィッシング編 東南アジアに旅行に行けば観光そっちのけで巨大ナマズを釣りに行ったり、オーストラリアでは釣りあげたら100万ドル貰えるタグの付いたバラマンディを探しに行ったりと趣味が高じて世界でもその名を轟かせる小生。 そんな小生も…

コロナと小生の話(中)

※書いたの2020/05くらい※ 自宅待機から再び本社に召集された小生。 中国渡航まではホテル暮らしかと思いきや社員寮に戻されてしまったのである。 そして検便をした。 命からがらcovid-19の恐怖から逃げ果せた小生であったが安息の地はない。 寮という魔窟に…

コロナと小生の話 (上)

※これ書いたの2020/04くらい※ いや参ったね。 コロナと小生の生活についてつらつらと書いていく。 2月初旬、中国武漢からジワリと滲み出したウィルスが春節(旧正月)の中華13億大移動により「国内に留まらずに方々へ拡散されるのでは?」と、この段階では懸…

中国に住む話(下)

中国に住む話(下) 入社して早々、「物怖じしないで喋れる。あとタッパがそこそこある」という会社的には至極真っ当だという理由で営業職に就いた。社内でも自称花形部署らしく、数年の下積みをしてから営業配属になるらしいが小生の年は社長の鶴の一声で新…

中国に住む話(上)

中国に住む話(上) 元気だろうか諸君。小生は中国でつつがなく日々を送っている。言えていなかった人もいるが中国赴任になったのよ。目にも耳にも馴染みのないところだが人口450万人くらいのそこそこデカい街。 街は大河の河口に位置し古くから貿易で栄え、…

『美しく燃える森』

オーストラリアでのブッシュファイアについての小話です。

芋掘り師、Darwinへ渡る。

半年もBundabergという田舎町で農業をした。 周りの友人がブルーベリーだったりアボカドだったりパッションフルーツだったりの何やら聞こえの良い仕事をしてる中、ほとんど芋掘りだった。 芋っぽい風体のせいだろうか、芋農場を5、6は渡り歩いて最後の農場…

媒体無しのアジカンと闇に吸い込まれたしょこたん。

アジカンの新アルバム『Wonder Future』をオーストラリアで聴きたかったのでオーストラリアのiTunes storeで購入した。 Wonder Future ASIAN KUNG-FU GENERATION ロック ¥2100 1オーストラリアドル96円換算で11曲入りのアルバム一枚が17ドルなので約1630円、…

豪州で生の牛タン一本買ったけれど下処理方法を知らなかった男の話。

オーストラリアに来て最初、パンだけ食ってた。パンとジャム。 そのうち仕事に必要なエネルギーが足りなくなったので肉を買うことにした。 肉の中でも格安の挽き肉と目視だけでは何か判別不可能なピンクの肉塊(100%肉だと信じたい)の腸詰を買って食べた。…

豪州珍捕物帳

土産話にはならないけどちょっと誰かに話したかったくだらない最近の出来事です。 ここのところワーキングホリデーでオーストラリアのバンダバーグという田舎町で6人部屋のドミトリーに滞在してるんです。そこでの話を。 ーーーーーそれは丑の刻、その若い…

練馬でサーモン・フィッシング。

「練馬でサーモン・フィッシング」は中東イエメンの資産家からの「練馬区にあるとしまえんで鮭釣りしたいからなんとかしろ。金は出す。」というムチャぶりにユアン・マクレガーとエミリー・ブラントが応える2011年のイギリスのドラマ映画である。 じゃなくて…

冷蔵庫で干物を作る。

”干物女とは恋愛を放棄、様々な事を面倒くさがる、適当に済ませてしまう女性のこと。” 要するに無気力なダメ女。 こんな様な形容詞にされてしまう干物ではあるけれど元来そんなダメダメなモンじゃなくて食物を熟成・長期保存させるための先人たちの叡智の結…